AMDA ハンガリーに看護師派遣 避難者の健康チェックなど担当

JR岡山駅からハンガリーに向けて出発した押谷さん

 ロシアによる軍事侵攻で隣国ハンガリーに避難したウクライナ人を支援している国際医療ボランティアAMDA(岡山市北区伊福町)は17日、看護師押谷晴美さん(42)=滋賀県長浜市=を現地に追加派遣した。

 現地時間18日夜(日本時間19日未明)、ブダペストに到着予定。同国で活動中の調整員1人と合流し、ウクライナ国境に近いベレグスラーニーなどで約1カ月間、健康チェックやストレスケアに当たる。

 JR岡山駅を出発する前、押谷さんは「現地の人のニーズをくみ取り、少しでも安心してもらえる活動に努める」と話した。

 AMDAによると、現在ハンガリーにいる避難民は約118万人。軍事侵攻を受け、AMDAが同国に医師や看護師らを派遣するのは今回で13人目。

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