【新型コロナ】川崎市 2人死亡、1626人感染 重症1人、中等症22人

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は17日、市内の80代と70代の女性計2人の死亡と、市内外に住む10歳未満~100歳以上の男女1626人の感染が新たに確認されたと発表した。重症が1人、中等症が22人、軽症が1346人、無症状が84人、調査中が173人。

 市によると、中原区の80代女性は、同区の特別養護老人ホームに入居中に発熱などの症状が現れ、11日に感染が判明。15日に死亡した。女性は基礎疾患があり、ワクチンを3回接種していたという。

 川崎区の70代女性は、発熱などの症状があり、14日に感染が判明し、15日に横浜市内の入院先の病院で死亡した。女性は基礎疾患があり、ワクチンを3回接種していたという。

 感染者の年代別の内訳は、40代が277人、30代が262人、20代が228人、50代が197人、10歳未満が179人、10代が132人、60代が119人、70代が106人、80代が76人、90代が47人、100歳以上が3人。1567人の感染経路が不明。陽性患者の接触者は59人で、このうち家庭内感染は40人。

 また市は、関係者の感染が判明した宮前空翠保育園(宮前区)を当面の間、臨時休園すると発表した。

© 株式会社神奈川新聞社