【新型コロナ】藤沢市 3人死亡、656人感染 福祉事務所でクラスター

藤沢市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、藤沢市は18日、70~90代の男女3人の死亡と、10歳未満~90代の男女656人の感染が確認されたと発表した。

 市によると、死亡した90代男性は市内のクラスター(感染者集団)が発生した医療機関の入院患者。6日に陽性が分かり、7日に別の疾患で亡くなった。基礎疾患があったという。

 70代男性は市内在住。体調が悪化し、市内の医療機関に救急搬送され、3日に陽性が判明。16日に新型コロナのため死亡した。基礎疾患があったという。

 80代女性は市内在住で13日に陽性が分かり、16日に新型コロナのため亡くなった。基礎疾患はなかったという。

 感染者の年代別内訳は40代が最多の115人。30代97人、10代80人、50代79人、20代72人、10歳未満70人、60代49人、70代46人、80代34人、90代14人だった。症状別では中等症13人、軽症627人、無症状16人となっている。感染経路不明は503人、陽性者との接触が25人、家庭内感染が128人だった。

 市内の福祉事業所で3人の感染が分かり、同施設の感染者は計6人となったため、市はクラスターと認定した。

 市は13日に発表した感染者のうち、市内在住の20代女性について、重複していたとして取り下げた。

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