山陽新幹線利用状況 去年より倍増もコロナ禍前の6割程度にとどまる お盆期間中

行動制限がない中で迎えたお盆の期間中に新幹線を利用した人は去年より大幅に増えました。一方で、新型コロナの感染拡大前と比べると6割程度に留まりました。

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JR西日本広島支社によりますと、10日から17日までのお盆の期間中に山陽新幹線を利用したのは広島ー岡山間で81万人で前の年より218%の増加となりました。

広島ー新山口間でも前の年より倍以上となる58・5万人でした。ことしは行動制限がない中でお盆を迎えたこともあり、利用者が大幅に増加しました。

ただ、感染拡大前の2018年と比べるといずれも6割程度にとどまりました。

JR西日本は「検査体制が充実したことやワクチン接種が進んだことも利用者増加につながったが、曜日の並びや『第7波』を考慮して遠出を控えた人も多かったのではないか」と分析しています。

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