熱中症疑いで県内4人が救急搬送 女性2人が重症

 栃木県内は19日、午後4時までに熱中症の疑いで男女計4人が救急搬送され、このうち小山市の女性(93)と矢板市の女性(84)が重症だった。

 県県民生活部消防防災課によると、小山市の女性は自宅敷地内にあるビニールハウス内で倒れていたところを家族が発見し、119番した。救急隊接触時は心肺停止状態だったという。

 矢板市の女性は自宅の庭で倒れていたところを訪問したヘルパーが発見し、119番した。救急隊接触時、意識障害があった。

 県内12消防本部によると、このほかに中等症が1人、軽症が1人だった。

© 株式会社下野新聞社