【新型コロナ】横浜で新たに9人死亡、2631人感染 老人ホームなど新規クラスター7件

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は19日、新たに80~90代の男女9人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女2631人の感染が確認されたと発表した。重症2人、中等症8人、軽症2613人、無症状8人。

 市によると、亡くなった9人のうち、6人がクラスター(感染者集団)が発生していた市内施設の入居者で、うち3人は別々の有料老人ホームに入居していた。

 金沢区の90代女性は15日に施設で倒れ、救急搬送。陽性が判明し、同日に新型コロナで亡くなった。

 港南区の80代男性は7日に陽性が判明。16日に新型コロナで亡くなった。

 また、別の80代男性は家族の同意が得られず、市は詳細を公表していない。

 特別養護老人ホームに入居していた保土ケ谷区の80代男性は1日、陽性が判明。9日に新型コロナで亡くなった。このクラスターによる死者は3人という。

 別の特別養護老人ホームに入居していた80代男性は家族の同意が得られず、市は詳細を公表していない。

 介護老人保健施設に入居していた保土ケ谷区の80代女性は2日、陽性が判明。13日に新型コロナで亡くなった。

 港南区の80代男性は8日、陽性が判明し市内の病院に入院。13日に新型コロナで亡くなった。

 ほか、90代女性と80代男性は家族の同意が得られず、市は詳細を公表していない。

 新規感染者の年代別は40代が385人で最多。50代384人、20代320人、30代296人、10歳未満292人、60代239人、10代230人、70代225人、80代181人、90代74人、100歳以上5人の順だった。

 市内の新規クラスターは7件。有料老人ホーム3施設や西、青葉区の病院などで5~13人の感染がそれぞれ確認され、市がクラスターと認定した。

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