日光2地点が水質1位 2021年栃木県内1級河川調査

2021年の県内1級河川の水質

 国土交通省が管理する県内の1級河川17地点のうち、2021年に最も水質が良かったのは日光市の鬼怒川・川治第一発電所前と男鹿川末流だったことが、21日までに同省関東地方整備局の調査で分かった。関東地方141地点ではトップ3に入った。県内9地点は人による汚染がない水準と判断され、全地点で生活環境の維持に望ましいとされる基準を満たした。

 調査は1958年から実施しており、21年も年間を通して同整備局管内(静岡、山梨の両県含む)の8水系48河川で行った。数値が小さいほど川の汚れが少ないことを示す「生物化学的酸素要求量(BOD)」を計測した。

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