若者がひょんなことから莫大な借金を抱えた藩の大名に 浅田次郎の時代小説「大名倒産」映画化決定

浅田次郎「大名倒産」(文藝春秋刊)

「鉄道員(ぽっぽや)」などで知られる作家・浅田次郎の時代小説「大名倒産」の映画化が発表された。2023年に全国公開される。

原作は、江戸時代を舞台にし、ひょんなことから一国の大名になったある若者を描くエンターテイメント作品。若者が大名となった藩には莫大な借金があり、次々と無理難題に巻き込まれていく姿を描く。2019年に上下巻で単行本が発売され、9月1日より文庫も発売される。

メガホンをとるのは「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」「老後の資金がありません!」「そして、バトンは渡された」の前田哲監督。本作が時代劇初挑戦となる。脚本は、映画「七つの会議」、ドラマ「半沢直樹」「ノーサイド・ゲーム」「ブラックペアン」の丑尾健太郎と、ドラマ「特捜9 season2~4」「下町ロケット」などの稲葉一広が共同で手掛ける。

【作品情報】
大名倒産
2023年全国公開
配給:松竹
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