広島駅北口の二葉の里地区で以前、スウェーデン発祥の家具量販店「イケア」が出店を予定していた場所。その場所にマンションなど34階建ての高層ビルを建設する計画が新たに浮上しています。
【写真を見る】広島駅北口 元イケア予定地 34階建て高層ビル計画 浮上
計画が浮上したのは、二葉の里地区でイケアが出店を予定していた1万8800平方メートの土地です。去年秋、この土地を不動産大手の住友不動産が、イケアから取得したことが明らかになりました。
その後、この土地の活用策について地元関係者が住友不動産に相談しながら進めるよう求めていました。
地元の住民
「家族連れが一日楽しく遊んで買い物をして帰れるこういう施設を作ってほしいと」
関係者によりますと、住友不動産が計画しているのは、分譲マンションやホテル、温浴施設などの地上34階建ての高層ビルで、2027年の完成を予定。
また、ここに大和ハウス工業も店舗や事務所など10階建てのビルを計画し、2025年の完成を予定しています。
今月、地元説明会を開いて提案したということです。
取材に対し、住友不動産は、「現時点ではあくまで協議中なのでコメントはできない」としています。