長崎県立諫早高3年の5人グループが、諫早市内六つの「こども食堂」の開設場所・日時などを確認できる手書きのマップ（A3判）を作製した。
子ども食堂をテーマにした課題研究に2年生時から取り組み、実際に現場でボランティア活動もした。市はマップをホームページなどに掲載し、情報発信していく。
課題研究に取り組み感じたことは、こども食堂が、“居場所”や食育の場になっていることが社会に十分に伝わっていないこと。グループ班長の宮﨑寧々さん（18）は「マップを見て足を運んでもらい、みんなで食事をすることは楽しいという経験をしてほしい。高校生、大人がボランティア活動に興味を持つきっかけにもなればうれしい」。
