カージナルス・プホルスが695号代打決勝アーチ 鈴木は4打数0安打

【カブス0-2カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

カージナルスは両軍無得点で迎えた8回裏に代打で登場したアルバート・プホルスが通算695号となる16号2ラン。この一打が決勝点となって2対0でカブスを破り、3連戦をスイープして連勝を4に伸ばした。カージナルス先発のマイルズ・マイコラスは8回2安打無失点の快投で11勝目(10敗)、2番手のライアン・ヘルスリーは13セーブ目をマーク。カブス2番手のブランドン・ヒューズはプホルスに決勝弾を浴び、2敗目(2勝)を喫した。

カージナルスは先発のマイコラスが8回97球を投げて被安打2、奪三振3、与四球1、無失点と安定感抜群のピッチングを見せたが、カブス先発のマーカス・ストローマンの前に7回までわずか4安打で無得点。しかし、大記録達成を目指す42歳の大ベテランがチームを救った。8回裏一死からトミー・エドマンが二塁打でチャンスを作ると、オリバー・マーモル監督はラーズ・ヌートバーの代打にプホルスを起用。現役最後のカブス戦での最後のスイングは、チームを勝利に導く通算695号の決勝2ランとなった。

プホルスはこれが左腕から放った今季12本目の本塁打。プホルスを上回るのは左腕から13本塁打のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)だけである。また、ヒューズから初めて本塁打を放ち、通算451人の投手から本塁打を放ったことになり、自身が持つメジャー記録を更新した。史上4人目の通算700本塁打まであと5本。レギュラーシーズンはあと28試合残っており、チャンスは十分にありそうだ。

カブスの鈴木誠也は「2番・ライト」でスタメン出場したが、ピッチャーゴロ、ショートゴロ、サードゴロ、ピッチャーゴロ併殺打で4打数0安打。連続試合安打は7でストップし、今季の打率は.260、OPSは.749となっている。

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