マンゴー栽培の発展願い奉納 壬生の社会福祉法人 日光二荒山神社に

マンゴーを奉納した若林さん(左)ら

 【日光】壬生町下稲葉の社会福祉法人「共育会」は1日、運営する障害者施設で生産・販売しているマンゴーを山内の日光二荒山神社に奉納した。

 マンゴーは、「障がい福祉サービス事業所Honu(ホヌ)」(栃木市都賀町家中)の利用者らが抗菌作用などがある藍液や漢方を使って無農薬で栽培。「藍マンゴー」の名称で家庭・贈答用として販売されている。

 この日は同法人関係者ら3人が同神社を訪れ、マンゴー栽培の発展などを願って特大サイズの藍マンゴー2個を奉納した。同法人の若林智英(わかばやしともひで)障がい福祉部長(30)は「利用者の工賃にもつながるので、多くの人に買って食べてほしい」と話した。

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