コロナ自己検査 対象年齢を拡大 岡山県、7日から18~49歳に

センターが届ける抗原検査キット。説明書を基に自分で検査する

 岡山県は6日、新型コロナウイルス流行「第7波」で逼迫(ひっぱく)する発熱外来の負担軽減策として取り組んでいる自己検査・登録制度について、20代のみとしていた対象年齢を「18~49歳」に拡大すると発表した。7日から申し込みを受け付ける。運用が順調なことから、対象の拡大に対応できると判断した。

 制度は、岡山市内のホテル一室に「検査キット配送・陽性者登録センター」を開設して8月31日にスタート。軽症者が県ホームページにリンクする専用サイトから抗原検査キットの配送を申し込むと、2日以内に届けられる。陽性の場合は結果が表示されたキットの写真を添えてオンラインで報告し、センターの医師が確定診断する仕組み。

 県によると、キットは9月5日までの6日間で150個の申し込みがあった。1日500個を用意し、配送は午前9時~午後5時に受け付けている。ウェブのみで対応し、インターネットを利用できない人は発熱外来の利用を想定している。

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