3回目ワクチン 5~11歳開始へ 県内市町村、接種券を順次発送

岡山県庁

 岡山県は6日、県内の5~11歳の子ども全員を対象に、新型コロナウイルスワクチン3回目接種を開始すると発表した。接種を「努力義務」などとする国の政省令改正を受けた措置。対象者には各市町村が接種券を順次発送する。

 5~11歳には今年3月から米ファイザー製による1、2回目の接種が行われている。3回目を打つ間隔は12歳以上と同様、2回目から5カ月以上空ける必要があり、県ワクチン対策室によると、対象者は6日現在約1100人。接種券が届いた人から予約でき、県のインターネット予約システムで8日午前8時半から受け付ける。

 政府はこの日、オミクロン株への予防効果や安全性が確認されたとして、子どもへの接種を保護者の努力義務とする政令改正を閣議決定した。

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