ワンパークフェスティバル2022、音楽の力確かに 氣志團や東京スカパラ…福井のまちなかに8000人

人気アーティストのパフォーマンスに手を振り盛り上がる会場=9月3日夜、福井県の福井市中央公園
出演アーティストに熱い声援を送るファンら=9月3日、福井県の福井市中央公園

 「まち全体が一つのテーマパークになる」をコンセプトにした野外音楽フェス「ワンパークフェスティバル2022」が9月3、4日、福井市中央公園で盛況のうちに幕を閉じた。新たなにぎわいを生み出した2019年の第1回、新型コロナ禍での制限を受けながらも手探りで可能性をつないだ21年の第2回を経て開かれた今回。会場の多くの笑顔や声援が、音楽の力で福井の魅力の発信、創出を目指すフェスの精神を裏付けた。

 両日で計約8千人(主催者発表)が訪れた祭典には、氣志團や東京スカパラダイスオーケストラなど総勢43組が次々と登場。フェスの音楽顧問「社長」さん=福井県越前市出身=率いるジャズバンド「ソイルアンドピンプセッションズ」が大トリを務め、2日間のエンターテインメントを締めくくった。

 ステージ前で声援を送ったり、席に座って雰囲気を満喫したり、福井の食に舌鼓を打ったり、芝生の上を駆け回ったり…。音楽ライブはもちろん、食や工芸物販のブース、子どもが遊べるエリア、サウナ、カヌーなど、目いっぱいの魅力が会場に詰め込まれ、十人十色の楽しみ方があふれていた。

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