倉敷美観地区で柳の剪定始まる 秋の観光シーズン前にさっぱりと

倉敷市美観地区で始まった柳並木の剪定

 倉敷市美観地区の倉敷川畔で7日、恒例の柳の剪定(せんてい)が始まった。約120本の枝葉を刈り込み、さっぱりとした装いで秋の観光シーズンを迎える。

 この日、午前9時から市の委託を受けた造園業者6人が脚立や高所作業車を使って作業。「パチン、パチン」とはさみの音を響かせながら、川面近くまで垂れた枝葉を手際よく切りそろえていった。

 剪定は大原美術館前から入船橋まで約800メートル間で、16日まで行う予定。毎日散歩で通りがかるという男性(65)=同市=は「よく伸びていたので、すっきりした方がきれいで良い」と話した。

 景観を保ったり、風通しを良くして病害虫を防いだりする目的で年3回実施。次回は12月を予定している。

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