まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」を減らすための取り組みが、広島県内のスーパーで実施されています。
【写真を見る】食品ロス減らそう「もぐもぐチャレンジ」 広島県内のゆめタウンなど
食料品売り場で従業員が、値下げ商品などにリスの顔をした「もぐにぃ」シールを貼っていきます。
「もぐもぐチャレンジ」という取り組みで、買い物に来た人に賞味期限・消費期限が迫った商品から買ってもらうことで、まだ食べられるのに捨てられてしまう商品を減らすことが目的です。
「もぐにぃ」シールを「ビッグチャレンジシート」に貼りかえると、1枚につき1円が地域の子ども食堂へ寄付されます。
農水省によりますと、日本での「食品ロス」は年間522万トン。1人あたりに換算すると年間41キロとなり、毎日、お茶碗1杯分に近い食べ物を捨てている計算になります。
ゆめタウン東広島 岡本 浩紀 食品次長
「ゆめタウンの店舗でこういった商品を優先的に買っていただくことが食品ロスや廃棄削減につながるので、ご協力をよろしくお願いします」
「もぐもぐチャレンジ」は、広島県内のゆめタウンやゆめマートでは今月、新たに2店舗を加えた24店舗で実施されています。
一部の店舗ではシールを10枚集めると、お菓子など景品が当たるガチャ1回分と交換できるということです。