福井県敦賀市に「無印良品」オープンへ 県内で最大面積、良品計画が嶺南エリアに出店

 福井県敦賀市白銀町のアル・プラザ敦賀に11月下旬、無印良品がオープンする。県内では4店舗目で、無印良品を運営する良品計画(本社東京都)が1990年に西友から「無印良品」の営業権譲渡を受けてから嶺南地域に出店するのは初めて。売り場面積は県内最大となる。

 同社によると、オープンは11月25日を予定。アル・プラザ敦賀の3階に約1580平方メートルの売り場を設ける。アイテム数は検討中としている。

⇒嶺南エリアに「スタバ」もできた

 無印良品は国内に495店、海外に575店の計1070店(2022年7月末時点)ある。県内では9月9日時点で福井市の福井西武店、フェアモール福井店、アルプラザベル店の3店舗あり、現時点で県内最大の売り場面積を持つのは6月にオープンしたアルプラザベル店の約1090平方メートル。

⇒敦賀市に誕生した「otta」どんな施設?

 同社は従来、都会の駅付近を中心に店舗運営してきたが、昨年から住宅地の近くなど生活圏にも出店。地域に根ざした運営へ方針を転換している。かつて「西友」が小浜市で「西友若狭小浜店」を展開していたが2002年に閉店。良品計画としての嶺南出店は初めてという。嶺南地域への出店について、同社の担当者は「近くにお住まいの方に無印良品を身近に感じてもらい、暮らしの役に立ちたいと考え出店を決めた」と話した。

(※2022/011/14 記事更新)

© 株式会社福井新聞社