小学校給食のビビンバ丼に針金混入、けがなし 福井県坂井市、盛り付け用のトングから部品

 福井県の坂井市教育委員会は9月11日、同市平章小学校で提供された給食のビビンバ丼に針金が混入したと発表した。配膳された3年生の児童が食べる前に気付き、けがはなかった。

 市教委によると、11日は授業参観を行っており、給食もあった。異物に気付いた児童はすぐに担任に伝え、校長が丼を食べないよう全児童に指示。ほかに異物の混入はなかった。

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 針金は長さ3センチ、直径1.5ミリで、教室で丼の具材を盛り付ける際に、トングのバネ部分の一部が外れて混入したという。給食は自校で調理しており、トングは使用前に職員が動作確認をしていた。

 市教委は市内の全小中学校と給食センターに配膳時に使う器具の安全確認を徹底するよう通知した。

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