学校給食に異物混入、全校児童の給食取りやめ マーボー豆腐に白い固形物、福井県福井市の小学校

 福井県の福井市日新小学校は9月8日、給食のマーボー豆腐に異物が混入したとして給食を途中で取りやめた。市教育委員会によると大きさ2ミリの動物の骨で、女子児童が口に入れたが、けがはなかった。

 市教委によると、児童は異物に気付き吐き出し、担任が確認したところ白い固形物だった。同校は異物混入の対応マニュアルに基づき、全校児童の給食を止めた。食べ終えていない児童には代替食として非常食を提供した。

 専門業者に調査を依頼し動物の骨と判明した。市教委は食材に混入していたとみている。同校は給食室の点検のため、9日は外部で調理された代替の給食を提供する。

⇒給食にガラス片混入で児童けが

 同校は6日、給食に調理器具のガラス片が混入し、男子児童1人が口の中をけがした。市教委は児童や保護者に説明した上で、児童の「心のケアもしっかりしていく」とした。

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