カヌーのタイム競い児童ら熱戦 矢掛で第1回海洋スポーツ大会

ペアカヌーで息を合わせてオールをこぐ親子

 第1回B&G財団会長杯矢掛町民海洋スポーツ大会(岡山県矢掛町教委主催)が10日、西川面の町B&G海洋センターで開かれた。児童らがカヌー競技で熱戦を繰り広げた。

 町内の児童と保護者約50人が参加。シングルカヌーの学年と男女別の3部門、ペアカヌーの親子部門を実施し、同センター北に隣接する池を会場に、100メートルを往復するコースでタイムを競った。

 親子部門では、2人が息を合わせてオールをこぐものの、なかなか真っすぐに進まないペアの姿も。家族や友人らから「頑張れ」「最後まで」などと声援を受け、懸命にゴールを目指していた。

 大会は競技力向上などを狙いに、初めて開催した。同センターでは週1回カヌー教室があり、本年度は中国大会出場選手を輩出している。この日は体験会もあった。

 各部門優勝者は次の皆さん。(敬称略、かっこ内は小学校名と学年)

 【シングル】小学1~3年女子 竹井那裕美(川面3)▽小学4~6年男子 渡邊令一(同6)▽同女子 近藤里歌(小田6)

 【ペア】親子 田中愛莉(矢掛2)・基紀

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