本年度の長崎県高校ロボットコンクール(県教委主催)が10日、島原市本光寺町の県立島原工業高で開かれ、ロボット競技は県立長崎工業高の「岩屋獣“改”」が優勝した。2位の県立佐世保工業高の「ヨッシー号」とともに、10月に青森県で開かれる全国大会に本県代表として出場する。
3校5チームが出場。生徒が操作するリモコン型と自分で動く自立型のロボットをそれぞれ製作。2台1セットが制限時間3分で、ピンポン球を載せた塩化ビニール製のパイプ96本をできるだけ多く回収。球を落とすことなく、指定の場所へ搬送して得点を競った。
「岩屋獣“改”」のメンバーは、代表の中村隼雅さん(17)=2年=、中道由樹さん(17)=同=、𠮷川蒼志さん(15)=1年=。中村さんは「自立型が競技1回目でほぼパーフェクトの得点を取れた。全国ではベスト10を目指したい」と話した。
手作りの自走式モデルカーでタイムを競うマイコンカーラリー競技には、3部門に計56人が参加。アドバンスクラスは県立島原工業高2年の藤谷優太さん、ベーシッククラスは同校2年の黒田海鈴さん、カメラクラスは県立鹿町工業高1年の福本拓士さんが優勝した。
長崎工業の「岩屋獣“改”」優勝 県高校ロボコン 2位の佐世保工業と全国へ
- Published
- 2022/09/13 10:30 (JST)
- Updated
- 2022/09/13 10:37 (JST)
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