【こりゃ、なんでぇ岡山】Zガンダムの模型(津山市宮尾) 高さ7メートル 圧倒的迫力

道の駅の一角に立つZガンダムの巨大模型=津山市宮尾

 今にも動くんじゃないか―。そんな迫力に圧倒される。

 国道181号に面した道の駅「久米の里」(津山市宮尾)。敷地の一角に、人気アニメ「機動戦士Z(ゼータ)ガンダム」(1985~86年放映)をモデルにした巨大模型が立つ。

 作中で描かれるロボット「モビルスーツ」を手がけたデザイナーが、アニメ版とは別に仕上げたタイプだと知っている人は、相当な「ガンダム通」だ。

 高さ7メートル、幅3.5メートル、重さ2トンの鋼鉄製で、繊維強化プラスチックの外装。趣味の物作りが高じた地元住民が約7年かけて製作し、道の駅がオープンした2000年に寄贈した。

 毎年4月にある道の駅の感謝祭では、胸部のコックピット(操縦席)に乗り込む子どもたちでにぎわうといい、岡山県北をツーリングするバイカーたちの集合場所にもなるそうだ。

 「道の駅や津山の知名度アップに貢献したのは間違いない」。道の駅の浅図美鈴事務長は誇らしげだ。

 アクセスメモ 道の駅「久米の里」へは、中国自動車道院庄ICから車で約5分。模型は久米の里の営業時間(午前9時半~午後6時)中に見学できる。毎月第1月曜(祝日の場合は翌日)が定休。問い合わせは久米の里(0868―57―7234)。

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