レディース杯出場選手が公式練習 16日開幕、入念にコース確認

入念にスイングを確認する出場選手=東児が丘マリンヒルズGC

 16日に開幕する女子プロゴルフのステップアップツアー「山陽新聞レディースカップ」(日本女子プロゴルフ協会主催、山陽新聞社共催)の公式練習が14日、会場となる玉野市の東児が丘マリンヒルズGCで行われ、出場120選手のうち107人がコースコンディションなどを入念に確認した。

 今季ツアーの賞金ランキング首位に立つルーキー桜井心那や、レギュラーツアー13勝の成田美寿々、渋野日向子の妹で国内プロツアー初参戦となるアマチュアの渋野暉璃子(明大、朝日高出)らがラウンドした。

 快晴微風の好コンディションの下、選手はコースの特徴である広くうねりのあるグリーンや、ラフの深さなどをチェック。練習場ではショット、パットを打ち込んで本番に備えた。前回はアマチュアで準優勝した新人プロの永嶋花音は「グリーンの攻略が鍵。気合を入れて戦う」と話し、渋野は「地元の大会でラウンドしたことがあるコース。初日からアンダーパーを目指したい」と意気込んだ。

 また、一ノ瀬優希、保坂真由の欠場がこの日までに決まり、未定だった1選手を含むプロ3枠にはジャン・ジェナリン(中国)、表純子、新海美優がエントリーした。

 3年ぶりに有観客となる大会は、各日3千人を上限とするなど感染防止策を徹底して開催。16、17日に予選ラウンドを行い、18日に決勝ラウンドがある。

ギャラリー駐車場2000台分

 山陽新聞レディースカップのギャラリー駐車場は、会場の東児が丘マリンヒルズGCに近いナイカイ塩業塩田跡地(玉野市東野崎)に約2000台分があり、午前6時50分から無料シャトルバス(所要時間約10分)を随時運行する。

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