飛び込み成年男女ともに表彰台 榎本が準V、須山3位【動画】 いちご一会とちぎ国体

賞状を掲げる飛び込み成年女子の榎本(左)と成年男子の須山=15日午後5時10分、日環アリーナ栃木屋内水泳場

 第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」会期前競技第6日は15日、日環アリーナ栃木屋内水泳場で飛び込みを行い、成年女子板飛び込みで榎本遼香(えのもとはるか)(栃木県スポーツ協会)が準優勝、成年男子高飛び込みで須山晴貴(すやまはるき)(同)が3位入賞し、同日出場の栃木県勢2人が共に表彰台に上る活躍を見せた。

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 成年女子板飛び込みは13人が出場。榎本は1回目で3位につけ、3回目までうまくまとめて3位をキープ。4回目の演技で一つ順位を上げ、最終5回目もこの回全体2位となる高得点をマークした。

 成年男子高飛び込みも13人で争われ、須山は入賞圏の8位スタート。2回目で6位に浮上し、5回目で4位に。最終6回目もミスなく入り、表彰台に滑り込んだ。

 飛び込みは全日程を終了。栃木県は飛び込みの総合成績で兵庫と並び1位となった。水泳全体の競技別総合成績は競泳の日程終了後に確定する。

 実施競技のない16日を挟み、会期前競技第7日は17日、同会場で競泳がスタート。県勢は成年男子100メートルバタフライに世界選手権銀メダリストで日本記録保持者の水沼尚輝(みずぬまなおき)(真岡市出身、新潟医療福祉大職員)が出場する。

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