国体優勝一夜明け、水沼選手が地元凱旋 芳賀で児童生徒に泳法披露

泳ぎを披露する水沼選手と見学する子どもたち

 【芳賀】17日の「いちご一会とちぎ国体」競泳成年男子100メートルバタフライで優勝した真岡市出身の水沼尚輝(みずぬまなおき)選手(25)が、一夜明けた18日、与能(よのう)の町B&G海洋センターで、地元の児童生徒約20人を前に模範泳法を披露した。

 この日開かれた「B&G海ごみゼロフェスティバル」の一環。水沼選手が着用する水着ブランド「アリーナ」が活動に協賛している縁で実現した。

 水沼選手は6月の世界選手権で獲得した銀メダルを首にかけてプールに登場。四つの泳法を50メートルずつ泳いだ。子どもたちもプールに入り、間近で世界トップレベルの泳ぎに見入った。終了後には、質疑応答の時間も設けられた。

 芳賀南小6年浅山楓夏(あさやまふうか)さん(12)と芳賀東小5年社本紗衣良(しゃもとさえら)さん(11)は「バタフライはピッチが速かった。クロールは手の入れ替えを意識しているように感じた」と口をそろえ、真剣に観察していた。

子どもたちの質問に応じる水沼選手

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