19日午前10時40分ごろ、岡山県勝央町勝間田の滝川沿いの土手で、町天然記念物のエノキが倒れていると、住民から町に連絡があった。近くの住宅に被害はなく、けが人もいなかった。台風14号による強風が原因とみられる。
高さ18メートル、幹回り3.8メートル。町教委によると、樹齢は推定約200年。連絡した男性(65)が「バキバキ」という大きな音を聞いて確認すると、根元近くから倒れていたという。
町は20日以降、業者に依頼して撤去する予定。エノキは2018年7月の西日本豪雨で枝の半分が折れ、樹木医が治療していた。