震洋とは

 旧日本海軍が考案した水上特攻艇。全長は約5メートル。ベニヤ板製の簡素な舟で、トラック用のエンジンを搭載。船首部に約250キロの爆薬を積み、敵の艦船に体当たりして攻撃した。東彼川棚町には太平洋戦争末期の1944年から終戦直前まで震洋の訓練所があり、多くの若者が出征した。


© 株式会社長崎新聞社