6月に行われた水泳の世界選手権の競泳男子100メートルバタフライで銀メダルを獲得した真岡市出身の水沼尚輝(みずぬまなおき)選手(25)=新潟医療福祉大職員=が20日、知事特別表彰の栃木県スポーツ功労賞を受賞した。水沼選手の受賞は、400メートルメドレーリレーで6位入賞した昨年の東京五輪に続き2度目となった。
県庁で行われた授与式で福田富一(ふくだとみかず)知事が表彰状と記念品を、JA全農とちぎが県産米「とちぎの星」60キロなどの県産農産物を贈った。福田知事は「今後もけがをしないように自己ベストを更新してほしい」とエールを送った。
昨年の同賞授与式はオンラインだったため、水沼選手は「直接知事にメダルを見せることができて良かった」と笑顔。17日に行われた第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」の成年男子100メートルバタフライで優勝したことも振り返り、「メダリストというプレッシャーはあったが、みなさんが応援してくださって結果につながった」と感謝した。