生乳産出額全国2位を誇る那須塩原市産の乳製品をPRするイベントが21日、東京・白金台のポップアップ型ショールーム「MuSuBu（むすぶ）」で始まった。生乳やチーズに焦点を当て、市内人気店のパンや市産ワインなど、いずれも地元産で楽しめるペアリングを提案している。25日まで。
同所でのイベントは昨年に続き2回目。市とパートナーシップ協定を結ぶ白金台の結婚式場「八芳園」が共催している。
会場中心にはミルクやチーズ、ヨーグルトといった自慢の乳製品が並ぶ。これらをよりおいしく引き立てるパンやビール、ワイン、農産物も販売。同式場のシェフが考案したカフェメニューもあり、訪れた人たちは買い物や食事のほか、写真・動画の撮影も楽しんでいた。
販売するパンの選定には、全国各地のパンに詳しいパンディレクターの大谷りえ子（おおたにりえこ）さんが携わった。
来場した大谷さんは「那須塩原市産のミルクは濃厚なので、かみ応えや香りに深みのあるパンがよく合う」と評価。市の担当者は「市の食の魅力を一度に楽しむことができます」と来場を呼びかけていた。
