「最高の幕開け」「この日のために」 とちぎ国体開会式を彩った芸能人たち【動画】

式典演技でナビゲーターを務めた石川恋さん=1日午後3時45分

 本県出身の芸能人も、総合開会式を彩った。

 式典演技で進行役のナビゲーターを務めたのは栃木市出身で女優・モデルの石川恋(いしかわれん)さん。子役とともに、落ち着いた語り口で観客を物語の世界へ誘った。「(台本は)すごく斬新に感じた。栃木の良い所が伝えられ、最高の幕開けにできた」と喜んだ。

 お笑いコンビ「U字工事」は、オープニング・エンディングプログラムのフィールド司会者を務めた。益子卓郎(ましこたくろう)さんは「これだけ多くの人が集まったのを見たのは久しぶり。楽しかった」、福田薫(ふくだかおる)さんも「式典演技に参加したみなさんのパワーを感じた」と振り返った。

 お笑いトリオ「森三中」の大島美幸(おおしまみゆき)さんは、県内全市町からの炬火を一つにする集火式で最終集火者の大役を担った。真っ赤なジャージーとイチゴのかぶり物のいでたちで登場した大島さんは「皆さんの気持ちがこもった火だった。選手の頑張りを栃木の人に見てほしい」と話した。

 式典演技のフィナーレでは歌手のサトウヒロコさんが大会イメージソングを熱唱した。サトウさんは「この日のために走ってきた。今まで100回以上歌ってきた中で一番上手に歌えた」と充実感を漂わせた。

真っ赤な衣装で登場したお笑いタレントの大島美幸さん(右から2人目)。後方はU字工事=1日午後1時55分
とちぎ国体のテーマソングを熱唱する本県出身のシンガーソングライター、サトウヒロコさん=1日午後3時50分

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