「帰らないおじさん」光石研&橋本じゅん&高橋克実にAKB48・清水麻璃亜が「リアルに“おじキュン”していました」

BS-TBSで10月6日にスタートする連続ドラマ「帰らないおじさん」(木曜午後11:00)の記者会見が開かれ、主演の光石研、共演の橋本じゅん、高橋克実、AKB48・清水麻璃亜が出席した。

ドラマの原作は「イブニング」(講談社)で2020年に連載を開始した西村マリコ氏による同名漫画。働き方改革によって“アフター定時”という自由な時間を得たおじさんたちが、自らのアイデアによる“金のかからない楽しみ”を見いだしていく物語だ。おじさんたちのリーダー格であり、昼間は銀行の支店長として働く星さんを光石が演じるほか、仲間のおじさんとして、気弱なスーパーの店長・渡辺さんに高橋が、筋肉自慢のおじさん・常田さんに橋本が扮(ふん)する。そんなおじさんたちを陰で“おじキュン”しながら見守る会社員・松永麗子役を清水が務める。

光石は「撮影は、日も短くなってきた時期だったので、日の出とともにみんなで集まり、早起きしなければいけませんでした。それがつらかった(笑)。あと残暑がきつくてみんな真っ黒になるくらい日に焼けました。撮影時期には台風が2回ほど来ました。僕らはすぐに『中止! 中止!』と言うけれど、天候的にはうまいことかわして、急に雨が上がったりして天候には恵まれました」とちょっとしたぼやきを交えつつ報告し、笑いを誘った。

橋本や高橋との共演には「3人とも同世代なので、朝来て楽屋でいろいろな話をするけれど、撮影も後半になると夕方はみんなテレビを見て黙っている感じになる。一通り家族構成も話して、それを長くやると糸が切れる。それだけ仲良くやらせていただきました」とまたまた笑わせた。

すると高橋も「自分が今までやってきた中でもワーストに入るくらい、きついスケジュールでした。撮影時の記憶はほとんどありません。台本も急に変更になったりして、セリフも覚えも追いつかない。ただでさえ3行以上のセリフにはドクターストップがかかっている状態なのに、きつかったです(笑)」とネガティブ発言をかぶせて盛り上げた。

橋本は「撮影は外で遊んでいるような感覚で、ドラマの内容的にも社会に一石を投じない。そんなことを1日中ずっと真剣にやっていたので、遊びが仕事になっていてすごいなと思いました」と驚いていた。

そんな3人に“おじキュン”するキャラを演じた清水は「普段アイドルとして活動しているので、いい意味でファンやスタッフさんもおじさんがたくさんいるので、おじさんへの“免疫”はもともとありました(笑)。今回の撮影ではおじさんたちが少年のようにかわらしくて、リアルに“おじキュン”していました」と魅力を伝えた。

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