とちぎ国体参加の2人コロナ感染 卓球の選手とチーム関係者

国体総合開会式が行われたカンセキスタジアムとちぎ=1日、宇都宮市

 栃木県国体・障害者スポーツ大会局は3日、「いちご一会とちぎ国体」で1日に行われた卓球競技に参加した選手とチーム関係者計2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2人は同じ都道府県チームという。

 1日に開幕した本大会で選手の感染確認は初めて。2日時点で、選手団内や関係者への広がりは確認されていない。所属する都道府県選手団名や性別、年代などは非公表。

 県によると、1日にチーム関係者の陽性が確定。2日に選手が体調に異変を訴え、同日夜に陽性と判明した。出場前のPCR検査と1日の抗原検査ではいずれも陰性だったという。

 先月の国体会期前競技では、競泳に出場した選手1人の新型コロナ感染が確認されていた。

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