【小山】「いちご一会とちぎ国体」空手道競技会場の県南体育館で3日、白鴎大ハンドベル部が競技の合間に演奏し、音で観客らをもてなした。
「となりのトトロ」や「ひょっこりひょうたん島」など計6曲を演奏。部員11人が繊細かつ表現豊かな音色を奏でると、一曲を終えるごとに客席からは盛大な拍手が送られた。
同部部長の合田遥香(ごうだはるか)さん(21)は「コロナ禍で発表の場が少なくなったが、会場の人に生演奏を聴いてもらえてうれしかった。貴重な経験ができてよかった」と喜んだ。
鹿児島県空手道連盟会長の井出俊郎(いでとしろう)さん(71)は「すてきな音色で癒やされた。ハンドベルの音に引き込まれた」と笑みを浮かべた。