鵜の浜温泉で花火楽しむ 2日間で来場者7000人 色彩音楽花火が盛況

 大潟区鵜の浜温泉で9月25日と10月1日の2回、「色彩音楽花火」が開かれた。鵜の浜温泉まつり実行委員会主催。1日は土曜日の夜ということもあり、宿泊客と区内外からの来場者が多く、「過去最多」という入りで夜の海岸がにぎわった。

鵜の浜海岸で次々と花火が打ち上げられ、来場者が見物、撮影していた(1日夜)

 3年前まで海水浴シーズンに行われ、夏の風物詩となっていたが、コロナ禍の影響もあり県の補助事業採択を受け、一昨年から秋に行われている。「秋の夜長 音と光のコラボレーション」と題し、今昔のヒット曲に合わせて上げるのが特徴的。打ち上げ場所も近く、間近で〝大輪〟を楽しめる。
 今回はそれぞれ約3000発を打ち上げた。30分内に凝縮し、次々と夜空を照らした。大潟町中1年の女子生徒たちは「毎年来ている。花火がきれい。知っている曲もあって盛り上がった」と顔を見合わせて話した。
 集計によると、初日が約3000人、2日目は約4000人を数えた。鵜の浜温泉旅館組合の丸山政仁組合長(47)は「思った以上に多くの方に来ていただいた。きょう(1日)は過去最も多かったのでは。来年も今年以上に打ち上げたい」と話した。
 近くの鵜の浜人魚館では夜間のイルミネーションが行われており、キッチンカーも出て花火帰りの人たちを楽しませていた。

花火見物の後に立ち寄り、楽しむ人も多かった鵜の浜人魚館と大潟商工会青年部が設置したイルミネーション

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