「まず客と従業員の安全確保を」大規模地震想定し商店街が防災訓練 避難や消火の手順確認ー静岡市

静岡県静岡市葵区の呉服町名店街などは、大規模な地震が発生したことを想定した防災訓練を10月6日に実施しました。

この訓練は呉服町名店街が主催し、静岡市消防局や警察など約110人が参加しました。震度6強の地震が発生したことを想定した訓練で、商店街の店主らが駿府城公園までの避難経路を確認しました。

発生直後に百貨店から火が出たという訓練も続き、客の逃げ遅れがないかや消火活動の手順などを丁寧に確認していきました。

<静岡呉服町名店街 中村陽史理事長>

「商店街に外部からお客さんが見えますので、まずはそうした方の安全を図るということと、従業員の安全も確保しないといけない。従業員が訓練してお客様に伝えていくことが目的」

訓練後には、日本赤十字社の職員が参加者にAEDの取り扱い方を教える講習も行われました。

商店街で行われた防災訓練ー6日午前、静岡市葵区呉服町

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