7日に一般供用 延長1キロ 国道292号妙高市猿橋改良1工区

 新しい道路の整備工事が行われてきた国道292号の妙高市猿橋・楡島地内の猿橋改良1工区(延長1・0キロ)工事が完了し、7日午前11時に一般供用される。
 同国道は、幅員が断続的に狭く、見通しが悪い箇所があるため、同市から長野県境(楡島・長沢間、延長4キロ)間を4工区に分け、順次整備工事が行われている。
 このうち1工区となる猿橋・楡島間では、延長1キロのうち0・6キロ間で工事が進められてきた。今回の整備で同工区は全線開通となる。新しい道路は幅員14メートル(車道幅3メートルの2車線、両側に2・5メートルの歩道)となり、安全で安心な通行を確保した。

県報道資料より

 今回1工区が全線開通したことで1、2(平成24年開通)、3(令和3年開通)工区までが完了。4工区(長沢原・長沢間、1・7キロ)で整備が進められている。
 整備を担当する県は、長野県とを結ぶ道路ネットワークの強化、地域間交流・連携の促進が期待されるとしている。
 7日は切り替え作業後、午前11時をめどに交通開放し、開通式などのセレモニーは行わないという。

© 株式会社上越タイムス社