学童保育施設など運営のボヌムエデュケーション(本社福井県福井市中央1丁目、藤田侑平社長)は2023年度、英語教育をメインとした認可外保育園を同市木田1丁目に開設する。自己探究や異文化体験といったカリキュラムを提供し、外国人スタッフが指導する。10月21日まで入園希望者を募っている。
同社は委託を受け、福井県内の幼稚園・保育園や小中学校などで英語の授業を行っている。「英語を話せるようになるためにも、感性が豊かな時期である3歳から教育を始めることが重要」と考え、初めて保育園を開設する。
⇒通園バスに置き去り死亡…防ぐには?
施設名は「コギトキンダーガーテン」で、3~5歳児が対象。10人1クラスで、初年度はアフリカのガンビア出身の女性と日本人保育士が担任を務める。
園内では基本的に英語を使う。「私たちは誰なのか」といった自己を探究するテーマについて言葉や絵などで表現したり、工作などで外国や宗教の文化を学んだりするほか、英語以外にもフランス語などのカリキュラムを用意した。
藤田社長は「自分で物事を考え、さまざまな言語で表現できる子どもを育てていきたい」と話している。
来年度の定員は10人で福井市在住が条件。開園は午前8時~午後6時、預かり保育も行う。申し込みは、同社と同じ施設内にある英語の学童保育施設「エンカレッジ」まで。問い合わせは同社=電話0776(22)3900。