民間調査会社のブランド総合研究所(東京都港区)は8日夜、2022年の「都道府県魅力度ランキング」を発表した。本県は昨年の41位から順位を一つ上げて40位だった。過去最高順位の35位だった2015年以来の40位台脱出はならなかった。
1位は北海道で14年連続。2位京都府、3位沖縄県と続き、いずれも昨年と同じだった。最下位は昨年46位の佐賀県で、茨城県と入れ替わった。群馬県は昨年と変わらず44位で、北関東勢は依然として下位に低迷。埼玉県は45位だった。
本県の魅力度の点数は17.7点。昨年から1.5ポイント上昇したが、40位台は7年連続10回目となった。
市区町村別では、県内トップの日光市が順位を一つ落として15位。自治体名から連想する食品を挙げる「食品想起率」では宇都宮市が5位に入った。宇都宮餃子(ぎょーざ)の認知度の高さが影響したとみられる。
魅力度ランキングは、同社の「地域ブランド調査2022」の調査項目の一つ。同調査は6〜7月、インターネットで20〜70代を対象に実施し、認知度や魅力度など全89項目の設問に全国3万4768人が回答した。同ランキングは日本テレビ系の生放送で発表された。