プラごみ削減テーマにパネル展 県立図書館、書籍貸し出しも

プラスチックごみの削減などをテーマにしたパネル展

 プラスチックごみの削減やリサイクルをテーマにしたパネル展「スイッチ!ごみを減らしてエコライフ」が県立図書館(岡山市北区丸の内)で開かれている。16日まで。

 1階入り口そばにパネル6枚を展示。プラスチックは製品の大量生産によって石油の枯渇につながる一方、微細化したごみが海洋汚染を招くとされることなどを説明している。プラ製品の代わりにガラス瓶や木製の歯ブラシを使ったり、マイボトルを活用したりする取り組みを呼び掛けるパネルもある。

 生ごみを原料とするバイオガス発電、チラシや牛乳パックを再利用した手芸品の作り方などを紹介する書籍約70冊も集め、貸し出しもしている。

 県循環型社会推進課との連携企画。同図書館の隈元恒・自然科学班長は「多くの人が環境問題への関心を高めるきっかけになれば」と話している。

© 株式会社山陽新聞社