東京が5年ぶり天皇杯 とちぎ国体、開催県の栃木県は2位

総合開会式で入場行進する栃木県選手団=1日、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎ

 第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」第10日は10日、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎほかで陸上など15競技を行い、全競技の日程が終了した。注目の天皇杯(男女総合優勝)争いは前日まで首位の東京が2436.0点と得点を伸ばし、5年ぶり16度目の天皇杯を獲得した。2位につけていた栃木県は2270.5点の2位に終わり、1980年「栃の葉国体」以来2度目の天皇杯獲得はならなかった。

 開催都道府県が総合優勝を逃したのは2017年の愛媛以来。3位には1932.5点で埼玉が入った。

 皇后杯(女子総合優勝)も東京が1311.0点で獲得。栃木県は1092.0点で2位となった。3位は1027.0点の愛知だった。

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