第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」は10日、全競技日程が終了し、岡山の天皇杯順位(男女総合成績)は16位だった。各競技で満遍なく入賞したが、目標の10位には届かなかった。
この日は15競技が行われ、岡山勢はソフトボール成年男子が決勝で愛知を延長八回タイブレークの末、3―1のサヨナラで下し、4年ぶり2度目の優勝。カヌー成年男子のワイルドウオーター・カヤックシングル(スプリント)は山根美千義(阪神溶接機材)が制し、1500メートルとの2冠を達成した。バレーボールの就実高で固めた少年女子は決勝で宮城に1―3で惜敗し、準優勝。
東京が5年ぶり16度目の男女総合優勝(天皇杯獲得)を決め、地元の栃木は2位。広島は26位だった。
最終日の11日は宇都宮市で閉会式が行われる。