【静岡豪雨】被災者支援へ“過去最大”265億円補正予算案を可決ー静岡市議会 「エキパ」13日から一部営業再開

静岡市議会の9月定例会は10月12日、最終日を迎え、過去最大となる9月補正予算案を可決しました。また、台風15号による浸水で休止していた静岡駅北口の地下駐車場「エキパ」について、静岡市は10月13日から一部営業を再開すると発表しました。

9月定例会最終日を迎えた静岡市議会では、9月補正予算案などが可決されました。追加補正も含めた9月補正予算は265億3250万円で過去最大規模。台風15号による被災者支援が柱となっていて、▽災害廃棄物の仮置き場の設置・運営に9億3000万円、▽被災した市民に対する災害見舞金に1億円などが計上されました。

また、修繕費として3000万円を投じるのが、静岡駅直結の地下駐車場「エキパ」です。台風15号の浸水によって、台車を動かす電気系統などが故障したため、9月24日から営業を休止していましたが、12日、市が13日からの一部営業再開を発表しました。

故障した部分についての修理は済んではいないものの、静岡市は被害を免れたスペースで運営を再開することを決め、半数程度のおよそ200台の駐車が可能になるといいます。全面復旧の見通しはまだ立っていません。

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