こども夢二新聞 入賞者たたえる 岡山で表彰式、16人に賞状贈る

小嶋館長(左)から賞状を受け取る館長賞の河合さん

 夢二郷土美術館(岡山市中区浜)は16日、瀬戸内市出身の画家・竹久夢二をテーマに募集した「こども夢二新聞」の表彰式を同館で行い、入賞者16人をたたえた。

 小嶋光信館長、山陽新聞社の太田隆之読者局長が入賞者に賞状と記念品を手渡した。最優秀の館長賞に輝いた瀬戸内市立邑久小5年河合優奈さん(11)は「新聞作りを通して、夢二が絵画だけでなく建築やデザインも手掛けたことやふるさとが大好きだったことを知り、みんなに伝えたいと思った。クイズや目を引く見出しで、読む人に楽しんでもらえるように工夫しました」と話した。

 同館では30日まで入賞作など30点を展示。交流サイト(SNS)でも順次紹介する。夢二生家記念館・少年山荘(瀬戸内市邑久町本庄)では同日まで、邑久小児童らの作品を観賞できる。

 こども夢二新聞の募集は今年で12回目。県内の小中高生計128人が応募した。

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