鹿沼信金、今市支店を新築移転へ

鹿沼信金が新築移転する今市支店の完成予想図

 鹿沼相互信用金庫(橋本公之(はしもとたかし)理事長)は17日までに、日光市今市の今市支店を同市並木町へ新築移転すると発表した。来年6月初旬の完成を予定する。

 同支店は2002年、旧宇都宮信用金庫の一部事業と旧大日光信用組合の事業譲渡を受け、改装オープンした。中心市街地の国道119号沿いに立地するが、駐車場が出入りしづらいなどの課題があったという。

 新店舗は市役所本庁舎から南西方面へ約300メートルに位置し、敷地面積は約1320平方メートル。木造平屋で延べ床面積は約360平方メートル。国連の持続可能な開発目標(SDGs)の観点から、日光・鹿沼産材をふんだんに使い、宇都宮工業高が開発した鹿沼組子耐力壁を事業所として初めて採用するという。駐車台数は現在の倍以上の18台に増やす。

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