栃木県那須塩原市は18日、国際的な認証制度「世界の持続可能な観光地トップ100選」に市が2年連続で選ばれたと発表した。2022年のトップ100選に入った日本の地域は計10カ所で、関東地方では市と箱根町(神奈川県)の2カ所。
認証制度はオランダの国際認証団体「グリーン・デスティネーションズ(GD)」が14年に始めた。
市は昨年、観光や地域づくりに関する国際的基準100項目のうち15項目をクリアして初選出されたが、今回は「再生可能エネルギー」「気候変動への対応」などを加え、計30項目をクリアした。
渡辺美知太郎(わたなべみちたろう)市長はこの日の定例記者会見で、今後の見通しについて「観光関係者にトップ100選の有用性を理解してもらい、インバウンド(訪日外国人客)増加につなげていくことが大切」と語った。
選出された地域はGDのホームページに掲載される。