日本代表、W杯へ一歩 佐野でクリケット東アジア予選

東アジア太平洋予選の出場権を獲得した日本代表チーム

 【佐野】2024年に西インド諸島と米国で開かれるクリケット男子T20(20オーバー制)ワールドカップ(W杯)東アジア予選最終日が18日、栃本町の市国際クリケット場で行われ、日本代表チームが優勝し、東アジア太平洋予選の出場権を獲得した。

 日本、韓国、インドネシアの3チームが出場。15日~18日にかけて、2回の総当たり戦を行った。日本はインドネシアとともに3勝1敗で並んだが、得失点差で上回り優勝した。

 市在住で日本代表の宮内渉(みやうちわたる)選手(24)は「次のステージに進めることが本当にうれしい。これからの試合でも日本代表に貢献することができれば」と力強く語った。

 加藤栄作(かとうえいさく)副市長は「白熱した試合を展開してくれた。日本代表は各チームの思いを胸に次の大会に臨んでもらいたい」と選手たちにエールを送った。

 東アジア太平洋予選は日本のほか、パプアニューギニア、フィリピン、バヌアツが出場する。優勝チームがW杯本選への出場権を獲得する。

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