シーガルズ「目指すは頂点」 V1女子29日開幕前に会見

新しいユニホーム姿でポーズを取る岡山シーガルズの河本監督(中央)と選手たち=岡山市内

 バレーボールV1女子の今季開幕(29日)を前に、岡山シーガルズの選手らが20日、岡山市内で会見した。9位に終わった昨季からの巻き返しに向け、河本監督は「目指すのは頂点。まずは年内にベスト3を狙える位置につけられれば、非常に楽しみになる」と意気込みを語った。

 主将のセンター川島、副主将のセッター宮下ら主力の8選手が出席。U20(20歳以下)日本代表レフト佐伯ら有望な高卒新人やタイ代表ライトのタナッチャらの加入で底上げが進んでおり、川島は「今できることを最大限出し切り、粘り強いシーガルズバレーを見せたい」と話した。

 昨季は前半の7連敗が響き、準優勝した2019―20年シーズンから2季連続で順位を下げた。宮下は「昨季の悔しさと応援してくれる方の思いを胸に一戦一戦、戦う」と抱負を述べた。

 今季のV1女子は12チームが3回戦総当たりのレギュラーラウンドを来年3月まで行い、上位4チームが4月のプレーオフで日本一を争う。シーガルズは29、30日の開幕2連戦を岡山市のジップアリーナ岡山で迎え、昨季11位の姫路と対戦する。

© 株式会社山陽新聞社