和気町 町県民税637万円誤徴収 59人から、担当職員が入力怠る

和気町役場

 岡山県和気町は21日、2016~21年度分の町県民税について、税額の算定を誤り、町民59人から計637万8千円を過大・過小に徴収していたと発表した。

 町によると、21年4月~今年9月、税務署で受け付けた確定申告の内容を町の税務システムに反映させる必要があるのに、担当職員が入力を怠ったことが原因という。未入力は132件に上り、36人分(計251万7200円)を過大、23人分(計386万800円)を過小に徴収していた。

 9月下旬に町民からの問い合わせで発覚。町は差額について追加の徴収と還付の手続きを進めるとしている。

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