今週末に行われるプレミアリーグのビッグマッチ、チェルシー対マンチェスター・ユナイテッド。互いにスタートダッシュに失敗しているため、ここでなんとか生き残りたいところ。
それに向け、今回は「チェルシー所属時にマンチェスター・ユナイテッド相手に最も多くのゴールを決めた9選手」を特集しよう。
ディディエ・ドログバ
マンチェスター・ユナイテッドとの対戦成績:21試合4ゴール
マンチェスター・ユナイテッドとの対戦では意外にそれほど高いゴール率を記録していないドログバ。ちなみにリヴァプール相手には11点、アーセナル相手には13点決めており、この2チームには圧倒的に強かった。
エイドゥル・グジョンセン
マンチェスター・ユナイテッドとの対戦成績:14試合4ゴール
2004-05シーズンにはマンチェスター・ユナイテッド相手にホーム、アウェイともに1ゴールを決めたグジョンセン。2001-02シーズンのアウェイゲームでは1ゴール1アシストで3-0の大勝に貢献した。
ジミー・フロイト・ハッセルバインク
マンチェスター・ユナイテッドとの対戦成績:9試合4ゴール
ロマン・アブラモヴィッチ時代の前にグジョンセンとのコンビで大活躍したオランダ人FW。リーズ所属時代からチェルシー時代にかけて、プレミアリーグで「マンチェスター・ユナイテッド戦5試合連続ゴール」を決めたこともある(間にチャリティ・シールドを挟んでいるが)。
イアン・ハッチンソン
マンチェスター・ユナイテッドとの対戦成績:5試合5ゴール
1968年から76年までチェルシーに所属した名ストライカー。ヘディングとロングスローを得意としていた選手で、チェルシーでは144試合に出場して58ゴール。ただ怪我のために27歳で引退し、その後チェルシーでコマーシャルマネージャーを務めた。2002年に54歳で死去している。
エデン・アザール
マンチェスター・ユナイテッドとの対戦成績:19試合5ゴール
チェルシーで長く中心的なアタッカーとして活躍したアザール。プレミアリーグでマンチェスター・ユナイテッド相手に決めたのは2点だけだが、FAカップとリーグカップでは6試合3ゴールだった。
ピーター・オスグッド
マンチェスター・ユナイテッドとの対戦成績:14試合5ゴール
チェルシーの下部組織で育成され、1964年にトップへ昇格した伝説的ストライカー。レンガ職人からプロ選手に転向し、チェルシーでは289試合105ゴールを記録している。長身で巧みなセンターフォワードであった。2006年に病気のため死去し、2010年にスタンフォード・ブリッジに銅像が建てられている。
トミー・ボールドウィン
マンチェスター・ユナイテッドとの対戦成績:9試合6ゴール
1945年生まれの名ストライカー。アーセナルでデビューしたが1966年にチェルシーへ移籍し、187試合73ゴールを決めた。ボールを巧みにキープするしなやかさがあったため「スポンジ」の愛称がつけられた…と言われていたが、実は「酒をしこたま呑みまくることが理由」という事実が2019年になって本人から明かされた。
フランク・ランパード
マンチェスター・ユナイテッドとの対戦成績:31試合6ゴール
チェルシーの最多得点記録を保有しているフランク・ランパード。マンチェスター・ユナイテッドに限らず、MFという役割上強豪との対戦ではそれほど多くのゴールを決めていない。ちなみにアストン・ヴィラ相手にはキャリアで17得点を決めており、圧倒的な相性の良さがあった。
ボビー・タンブリング
マンチェスター・ユナイテッドとの対戦成績:15試合7ゴール
【写真】ユナイテッド、「チェルシー相手に最もゴールを決めた」選手TOP9
フランク・ランパードが更新するまでチェルシーの最多得点記録を保有していた名ストライカー。ジミー・グリーヴズ退団後にエースとなり、370試合で202ゴールを決めた。引退後は故郷のアイルランドに戻って指導者を行っている。